内視鏡検査(胃カメラ)について
胃カメラでの検査方法について
当院では
- ①通常の胃カメラ(経口)
- ②麻酔(正確には鎮静剤)を使って眠って行う胃カメラ(経口)
- ③鼻から行う胃カメラ(経鼻)
の3種類から選べます。
②の麻酔を使った胃カメラは、苦痛が一番少なく、また当院では、検査中に血圧や呼吸状態の変化をモニターしておりますので、より安全に検査を行なえます。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について
上部内視鏡検査(胃カメラ)は、胃・十二指腸を直接内視鏡で観察し、胃炎・潰瘍・ポリープ・がんなどの病気を発見し、適切な診断・治療を考えることを目的としています。
当クリニックでは、苦痛の少ない、鼻から行う胃カメラ(経鼻内視鏡)を導入しております。
おえ~っ となりにくい
当院のカメラの先端(5~6mm)
カメラが舌の付け根に触れずのどを通るので、不快感や吐き気をあまり感じずに検査を受けることができます。
また、胃炎や胃潰瘍などの病気に関係するヘリコバクターピロリ菌についても必要と認めた場合には検査を行います。
ピロリ菌の検査には、胃カメラによる組織採取の他に、血液や呼気を調べる方法があります。
※除菌療法を受ける方は、胃カメラを受ける必要があります。
検査ご予約について
予約制をとっておりますので、検査当日の待ち時間が少なく済みます。
お気軽にお問合せください。 【TEL:0248-75-3551(予約制)】
検査の流れ
予約

来院

医師の診察
医師の診察を受けていただきます。
※胃がん検診のみの場合には、診察はありません。

日時の予約
日時の予約と検査に向けて説明をします。
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当日

来院

前処置
血圧や体調についてチェックし、 鼻またはのどの麻酔をします。

検査
検査時間は10~20分程度です。 必要に応じて組織生検等を行います。

結果説明
医師より画像を見ながら詳しく説明します。
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上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けられる方へ
午前に検査を受けられる方
検査前日 | 夜8時以降、食事はとらないでください。 水・白湯などの水分は普段どおりお飲みいただけます。 |
検査当日 | 朝から何も食べないでください。 水・白湯は2時間前まで飲んでもかまいません。ただし色のついた飲み物は飲まないでください。 |
午後に検査を受けられる方
検査前日 | 通常通りお過ごし下さい。
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検査当日 | 検査の2時間前まで、水や白湯を十分飲んでください。
朝食は午前8時までに、普段より軽めの食事をとり、朝の薬を飲んで下さい。
※朝食は海藻類や繊維の多い物、また乳製品等の色のついた飲み物は避けてください。
※昼食は、絶対にとらないでください。
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質問やお困りのことがございましたら、お気軽にお電話にてお知らせください。
ヘリコバクターピロリ菌とは?
ピロリ菌は、胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌です。
感染経路はまだはっきりとはわかっていませんが、幼少時に口から菌が入ってしまう事で感染するのではないかと考えられています。
ピロリ菌に感染することで、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんの原因となります。
もしピロリ菌に感染していることがわかった場合は、
積極的に除菌をお勧めいたします。
ピロリ菌に感染しているかどうかを調べるには、
下記のような方法があります。
- 胃カメラによる組織採取
- 血液採取
- 呼気採取
- 便・尿採取
ただし、ピロリ菌検査は、胃カメラを受け
胃炎などの病気の診断をされた患者さんが対象となります。
除菌のメリット
◆胃や十二指腸の病気や、潰瘍の再発抑制に効果あり
◆胃がんの発症予防